
土曜市民セミナー「フィンランドにおけるサーミ文化の現状」(5/26)参加記
2012/05/26
2012年5月26日、北海道大学総合博物館「知の交流」コーナーにおいて、土曜市民セミナー「フィンランドにおけるサーミ文化の現状」が行われました。このセミナーは、25日に開幕した境界研究展示「北極圏のコミュニケーション-境界を越えるサーミ」と関連した連続セミナー(全7回)の第一弾で、マルティナ・テュリセヴァ・フィンランドセンター北海道事務所長の挨拶のあと、サーミ博物館(SIIDA)館長を務めるヨンパネン氏自らが、サーミ文化の現状について、講義を行いました。
ヨンパネン氏は、冒頭で、道立北方民族博物館(網走)の資料に、偶然にも氏の伯父が製作した物が含まれていたエピソードを紹介しました。セミナー内では特にサーミ人の定義の基本となるサーミ語の現状と母語の維持活動の現状について、多くの時間が割かれました。サーミ人の2/3はサーミ地域外に住んでおり、若年層のサーミ母語人口の現象が顕著であるという危機的状況に対し、ネットラジオや大学でもサーミ語の履修といった対策が紹介されました。また、サーミ人コミュニティーの活動、特にサーミ議会、サーミ博物館や観光業についても、紹介されました。会場からは、差異が大きい諸サーミ語間のコミュニケーションの取り方、広範囲に点在するサーミ人にとってのSIIA博物館の意義、少数民族側から見た観光業等、アイヌの状況を念頭においたと思われる質問が多く寄せられました。ヨンパネン氏の講演は、内部からの視点に基づくもので、少数民族文化の保護・発展の在り方に多くの示唆を与えるものでした。なお、サーミについてより詳しく知りたい方は、下記のHP閲覧をお勧めいたします。
サーミ議会HP http://www.samediggi.fi/index.php?lang=english
シーダ博物館HP http://www.siida.fi/sisalto


ヨンパネン氏は、冒頭で、道立北方民族博物館(網走)の資料に、偶然にも氏の伯父が製作した物が含まれていたエピソードを紹介しました。セミナー内では特にサーミ人の定義の基本となるサーミ語の現状と母語の維持活動の現状について、多くの時間が割かれました。サーミ人の2/3はサーミ地域外に住んでおり、若年層のサーミ母語人口の現象が顕著であるという危機的状況に対し、ネットラジオや大学でもサーミ語の履修といった対策が紹介されました。また、サーミ人コミュニティーの活動、特にサーミ議会、サーミ博物館や観光業についても、紹介されました。会場からは、差異が大きい諸サーミ語間のコミュニケーションの取り方、広範囲に点在するサーミ人にとってのSIIA博物館の意義、少数民族側から見た観光業等、アイヌの状況を念頭においたと思われる質問が多く寄せられました。ヨンパネン氏の講演は、内部からの視点に基づくもので、少数民族文化の保護・発展の在り方に多くの示唆を与えるものでした。なお、サーミについてより詳しく知りたい方は、下記のHP閲覧をお勧めいたします。
サーミ議会HP http://www.samediggi.fi/index.php?lang=english
シーダ博物館HP http://www.siida.fi/sisalto
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